小説→陶芸

私の好きな小説家、吉村昭氏。
ブログにも何回か登場しとります。
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「鯨の絵巻」短編集です。
愛読のあまりボロボロです。

読書を愛する私ですが、本は大切に扱いません。
ええ、乱暴者です。ジャイアンです。
その代わり何度も読む本は

何冊も買います


ちょっとキモチワルイ行動ですな(≧∇≦)

でね。
「鯨の絵巻」には5編の短編が収められていて、どの話も素晴らしく読み始めると全部読まないと気が済まないんです。
その中で表題の「鯨の絵巻」は江戸の終わりから昭和にかけて、日本の捕鯨に関する事実を基にした創作になってます。
これがもっそいシビれるねん!!!
これ読んだら「白鯨」とか、カーッペッペって感じ。ショボすぎて。

ああ、鯨ってすごい。
そしてその巨大な鯨に小舟と槍で挑む漁師達。

超☆興奮するよ。おすすめ。

そして2つ目のお話「紫色の幻影」
これは鯉の養殖を仕事とする男の話。
鯉っちゅーても錦鯉ね。

錦鯉にとりつかれた者は、その魅力をふりはらうことができず、生涯を鯉とともに過ごすのだ。

↑本文より。
とは言え男は言葉少なに淡々と錦鯉の養殖をする。
そして彼は今まで誰も成功したことのない「紫色の鯉」を作り上げ…みたいなっ!

鯉の名前がまたこれかっこいいのよ。

秋翠
大正三色
昭和三色
丹頂
浅黄
葡萄衣
山吹黄金

ワクワクするよね?超☆興奮するよね???

あ?しない?
私だけ?


そんな吉村先生の短編にインスパイアされたワタクシの作品がこちらです。
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ネコ壷錦鯉とマッコウクジラ。
錦鯉の模様は大正三色を意識しております。

天国の吉村先生見てますか?(見てない)

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by atelierhitsujikai | 2015-10-29 20:03 | 陶芸のこと | Comments(0)