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mug cup

羊のマグカップがかわいいっす。(自画自賛)
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最初は取っ手のないフリーカップばっかり作ってたのですが、マグないの~??って聞かれることが多く、勇気をだしてマグカップの製作開始。

フリーカップのほうが羊に近いからね。デザイン的にね。
私は常に「羊であること」を優先してきたわけやからね。
取っ手つけるのが苦手とかじゃないからね。

しかし、リクエストがある以上それに答えるのが真の陶芸家(かどうかは知らん)。

付けましょう!取っ手を!!(オオゲサ)

最初のころは失敗続きだった取っ手付け。
もうヤダ。フリーカップのほうがいいじゃん!羊らしいし←言い訳
そう思って諦めかけた時に、取っ手の付け方を陶芸家(本物)に教えてもらって、ものすんごく!!改善した。

それがこちらの写真になります。

mug cup_f0254170_9493280.jpg


粘土に粘土をくっつける場合、その粘土達の乾燥具合が同じであることが必須となります。
どちらかが乾燥しすぎてたりすると、くっつけた部分の水分移動(?)がうまくいかなくて

①くっつかない
②素焼き前にヒビ
③素焼きしてからヒビ

このうちのどれかになります。

私はとにかく、取っ手と本体の乾燥具合を一緒にしようと必死で頑張って、鮮やかに打ち死んだのでございます・・・・・。


無理やから!!

本体なんて、ロクロって乾かして、削って羊にして、そこで初めて取っ手をつける準備が整うわけやから、乾燥具合があうわけないっちゅうねん!!
すっかりやさぐれておったわけです。
すると、陶芸家の先輩が



くっつけてから乾燥具合を同じにすればいいんだよ・・・・・・・と。



これが天啓に導かれるということね・・・・・。
なんという逆転の発想。
多少水分量が違っても、本体固め、取っ手柔らかめが付けやすい粘土の固さ。
それでくっつけてから、一個一個ビニール袋で覆い、発泡スチロールの箱に入れて3日ほど置く。

まあ、なんということでしょう~♪

しっとりええ具合に全体的に同じ水分量。
その後、ビニールを脱がせて、発泡スチロールの箱に戻してゆっくり乾燥させます。
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これで取っ手付けの失敗が格段に減りました。
ハッキリ言って、いまのところ100%成功しています。

アドバイスを貰うって本当にありがたいことですね。
これからもアドバイスをお願いします。
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by atelierhitsujikai | 2014-04-07 10:04 | 陶芸のこと