hannah arendt

映画を観に行ってきました~。

「ハンナ・アーレント」


1960年代のニューヨークに実在した哲学者。
彼女はユダヤ系ドイツ人でホロコーストを生き延びてアメリカに亡命してきた。
そんな彼女がA級戦犯であるアイヒマンの裁判をイスラエルまで傍聴しにいってニューヨーカーズに執筆する。
その原稿は5回に分けてニューヨーカーに掲載されるが、彼女はものすごい非難をあび、大学を追われ、イスラエルに脅され、いやがらせの手紙や、電話がじゃんじゃん・・・・・。


という話。

彼女が書いたのは「アイヒマンは鬼でも悪魔でもなく、凡庸な役人であった。」という事。
もうひとつは「ユダヤ人を統括していたユダヤ人の組織がユダヤ人を収容所に移送する手助けをした。」という事だった。

当時は、ナチス悪!ユダヤ善!!という絶対的な方程式があったのに、それに対してケンカ売ったわけやけど。
まあ、討論の場で、批判に対して華麗に理論的に返すこと!カッコイイ!!

主に世間を怒らせたのは「ユダヤ人組織が移送に加担した」ってとこやってんけど、本当にアーレントが言いたかったのは「凡庸な悪」「思考の停止」やったんよ。

この時代に、これに気づいたのはスゴイよ。
そしてこの問題は永遠に続くよ。

最近の物騒な事件ってほんま「凡庸な悪」と「思考の停止」がもたらしているもの。
アレとか、あの事件とか・・・・。

悪は決して恐ろしい風貌をしているわけではなく、平凡で、普通で、やさしくて、勤勉でさえあるかもしれない・・・・。

アイヒマンもすごくまじめで働き者で、できる役人やったんよ。
ただ任務が、「効率よく、大量のユダヤ人を収容所に送り込む」って事やっただけで。


じゃあ、アイヒマンは無実だったのか?許されるべきだったのか?と怒り狂う人々にアーレントはきっぱりと答える。


「許すこと」はできないが「理解する」必要がある!!

あ~、かっこよかった。
本当に頭のいい女性だったんでしょうなぁ。
ひっきりなしにタバコを吸って、ワインを飲んでたけど。
そして60年代のアメリカは激烈にカッコイイ。

来世は60年代に生きるアメリカ人になりたい。

大阪はガーデンシネマで上映してるのでぜひ観に行って~。


え?
遊んでばっかりで陶芸してるのかって?


してますがな~。
近いうちに12月の活動報告させていただきます 

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Commented by ちゃーくる at 2013-12-02 12:39 x
作品づくりやってるって言ってるけれど、
この魚は本焼き出来てんの~?
Commented by atelierhitsujikai at 2013-12-03 10:30
ええ、もちろんできてませんっ!
顔の部分がぼんやり青いのは撥水剤ざます。
ハッキリ言って、素焼きもまだでございます。

自分で書いててゾ~っとしてきたわ。
by atelierhitsujikai | 2013-11-30 21:56 | おでかけのこと | Comments(2)