karatsu②

次に訪れたのは、中里太郎右衛門さんの窯。
13代が4~5年前に亡くなっていて、今はご長男である14代目太郎右衛門さんが継がれている・・・・・。


14代て


つまりは600年ほど代々陶芸家のおうち。
そこのご長男ともなれば、どんなにプレッシャーな箏でしょう。
私も12代目やから気持ちはわかるわ・・・・・・(大嘘)

13代の有名な叩き唐津三島掻落し(ネットで調べた)
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そして部屋の隅にある家系図に釘付け。
基本的にはご長男が受け継がれるんやけど、たまに線がニョロっと横にでて、ご兄弟なのか娘婿なのかが継がれている。
36歳で次の代に変わられたのは、亡くなられたのか、それとも陰謀か・・・・(妄想)

兄弟がいたら弟の心は複雑で
「兄貴の粉引唐津はなっちゃいねえ。」
「搔き落しは兄貴に負けてないのに、長男ったって1年早く生まれただけじゃねえか。」←妄想

それがもう5男ぐらいになると、扱いもどうでもよくなって、唐津の枠をはみ出てアメリカあたりにひょいっと行っちゃう。←妄想

その突き出たところが、また違う方向で注目を浴びたりして、ますます次男は面白くない。←妄想


そんなオール妄想話を家系図の前で熱心に聞いてくれた友人に感謝いたします。

ちなみに隆太窯の隆先生は13代目の五男ですが、この物語はフィクションであり、登場人物・団体は実在のものとは異なりますのでご了承ください。

あとは唐津の名所を押さえとく意味で「旧高取邸」に行ってきました。
え?行くの?って感じでついてってんけど、これが大当たり!!!!

すっごい良かった!!

ただ、邸内の撮影は許可されていなかったので写真は庭にあった唐津焼のトラのみ。
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高取伊好氏は肥前の炭鉱王として莫大な財産を邸宅に注ぎ込んだ。
もうそれは、贅沢の極み、粋と知識と美の建築物!!!
家の中に能舞台とかあるねんよっ!!
使用人は100人以上。絵師が滞在して家じゅうのヒノキ戸に絵をかいて、欄間はアールヌーボー、夜は隣の部屋の明かりが欄間の模様を壁に映すのを楽しむ粋さっ!!

あ~、興奮したわ~。

庭には使用人のお風呂と家族風呂が並んで残ってて。
確かに家族風呂のほうが立派やねんけど、そんなに驚くほどの差があるわけじゃなかったのが意外。
きっと使用人も大切にしはったんやろなぁ・・・・。


ちょっと、寝る前にお風呂に入りたいわ。
タエ子、タエちゃん、ちょっとお湯をわかしてくれへん?

は~い、お嬢様。
今日は暑いよって湯も冷めておりまへん。
10分ほどでお入りください。

で、サヤサヤとお着物(贅沢)の帯を解く音がすると・・・・・。


近隣では高取さんとこにご奉公に上がってるってなると、ちょっとしたステイタス。
うちのキミ子も年頃や。
タエちゃんの口利きで旦那さんになんとかキミ子のご奉公を取り次いでもらえへんやろか?

うちはそんな権限ないけど、女中頭のおトキはんにたんねてみるよって。

すまんなぁ、タエちゃん恩にきるでぇ・・・・・。


なぜだか大阪弁になる私の妄想劇場をおとなしく聞いてくれる友人に感謝。
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Commented by ちゃーくる at 2013-09-27 10:35 x
私も中里太郎右衛門の家系図に釘付けやった!
長男、三男、五男が陶芸の道に進んだけれど
次男と四男はマネージメント側に進んだとか
妄想してた~~~
Commented by atelierhitsujikai at 2013-09-28 09:57
私は二男、三男は全く別の仕事についたと思ってた。
あえて陶芸からは離れ・・・・・・歌手とか・・・・・(なんでやねん)
by atelierhitsujikai | 2013-09-25 10:28 | おでかけのこと | Comments(2)