2016年 05月 09日
永楽展
永楽 歴代と十七代永楽善五郎展
永楽・・・・約500年の歴史がある京焼の名門、永楽家は代々、千家の茶道具や会席の器を作ってきました。
・・・・って、コピペです。
友達に招待券があるからいこ~と誘われたのです。
諸事情で、招待券1枚で入場者2人となりまして、じゃあ半分こだして入ろうと友人がとりあえずチケット売り場に行きました。
私は売り場の側でぼ~っと立ってました。
するとご婦人がやってきて「よかったらこれ使って♪」と招待券を一枚くださったではないですか!
「わぁ、ありがとうござ・・・・」友人をみると1000円札を窓口にだしてる。
いかんっ!!
あの1000円をだしたら終わりだっ!!
なんとしても、1000円を奪還せよっっ!!!
もーたもーたけんもーたぁぁぁっ!!
(訳:いただきましたよ、いただきましたよ、チケットいただきましたよ!)
突如叫んだ私にご婦人もさぞかし驚いたことでしょう。
友人もわけわからんまま1000円ひっこめてました。
そんな優美なスタートで(どこが?)きらびやかな京焼の世界を堪能しましたよ。
干支水差しの「申」。かわええ。
しかし500年とか、17代とかサラっというけど、これだけ家業を引き継ぐのはさぞかしご苦労があったことでしょう。
500年やで?
50年でもたいがい世の状況は変わっていくというのに・・・・。
宮尾登美子先生の書かれた「松風の家」を思いました。
千家が明治から戦後まで「茶道」を守るためにあらゆる手を尽くしたお話です。
てか、実話やからっ!!
こんな芸事、芸術系の裏側を書けるのは宮尾先生だけね。惜しい人を亡くした・・・。
と、思ってるうちに永楽展を観終わった。
いや、良かったんよ!面白かったんよ!
十八代を引き継ぐ予定のご長男、永楽陽一さんの作品も展示されてたのですが、それは素敵な抹茶椀で、展示されてた中では一番好きやったかも。
雛菊がちりばめられてるみたいな抹茶椀。
今後永楽善五郎を引く継がれるとして陶の技術だけじゃなく、さまざまなテクニックが必要とされて、常に先代を超えるべく期待されたりして大変やろうけど。
頑張れ陽一さん!(なにその上から目線)
なんばでお気に入りのタイ料理屋さんでランチ(ビールつき)でした。
おいしかった・・・・・。
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by atelierhitsujikai
| 2016-05-09 10:40
| おでかけのこと